2011年5月21日土曜日

企業倒産:09年に次ぐ514件 負債総額30%減、小規模増え--昨年 /埼?

 帝国データバンク大宮支店は、昨年1?12月の県内の企業倒産が514件あり、負債総額は981億円だったと発表した。小規模倒産が多く、現在の集計方法となって以降、リーマン?ショックの影響で過去最悪だった09年からは44件(6?2%)減ったものの、2番目に多い倒産件数となった。
 負債総額は、1億円以下の小規模倒産が増えたため、前年の1410億5100万円から30?4%減少。負債額が最大となったのは昨年2月に破産した不動産売買業の「栄光開発」(さいたま市)で約122億8000万円だった。
 倒産原因別では、販売不振が391件で全体の76?1%を占めた。次いで、業界不振53件(10?3%)▽売掛金回収難19件(3?7%)と続いた。
 同支店の安倍史朗情報部長は「今年も小規模工務店や、大手の下請けをしている小規模製造業などに影響が出るのではないか」と分析している。【佐藤丈一】

1月13日朝刊

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引用元:アイオン rmt

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